荒川洋治 『日記をつける』 (岩波書店、2010)

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毎日を、わざわざ、言葉で記録する。何度かやってみようと思ったり、やっても続かなかったりすることのひとつが、日記ではないでしょうか。身の回りで起きたことも、自分自身の感情も、言葉で完璧になぞることは難しいと思います。言葉は、自分そのものではないでしょう。「日記をつけることは、自分のそばに、自分とは少しちがう自分がいることを感じること」だと、荒川洋治さんは言います。誰かの日記の真似事からはじまることもあります。自らの書き方が馴染んだころに、複数の自分を見つけるのかもしれません。

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