訪れるべき場所、食べるべき味。対象と自分との距離も関係性も無視して、流行のように、旅も消費されていく。新しいも、古いも、触れられ方はたぶん同じ。しかし、同じでも、暮らすひとは、きっともっと愛おしく、あるいはかえって、素っ気なく触れているのではないだろうか。旅先では非日常を味わうかもしれないけれど、旅も生活の一部なのだから、暮らすように旅をしても良いはずだ。そこが通えるところになっていけば、それだけ自分の地図が、居場所が、広がっていく気がする。何度でも発見ができれば、それは日常の景色だって楽しめるということ。
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