思想において、言葉は不可欠なものだろう。自分の外側のひろがりを感じ取り、大まかに、あるいは、微細に描写し切り取る言葉。隔たれた内側でひとり想像する、幻のような、あるいは、実物よりもリアルな世界を創り出す言葉。言葉とその対象とは違うものだから、肉薄したり抽象したり、近づくことと離れることとが繰り返される。あらゆるものとつながれる言葉をもってして、それでも、言葉にならない、言葉以前の出来事や領域もある。どこから言葉はやって来るのだろうか。
¥1,100
SOLD OUT
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※送料が別途¥370かかります。