寺内玲と松岡大雅によるデザイン事務所「studio TRUE」が、毎年1冊制作するZINE『HUMARIZINE』。HUMARIZINEは「人間的である、ということへの追求から社会を拓く」という意味。
【発行者より】
4号(2024年5月)のテーマは「出版」。
studio TRUEはこの一年でリソグラフを導入したり、出版にまつわる授業をやることになったりと、偶然にも出版に関わる複数の機会が重なりました。
それらのことを踏まえ、6冊目にあたる今号で「出版」について改めて考えを掘り下げる必要があるのではないかと考えました。
京大でアーレント研究をし、単著を出版した哲学研究者の林大地、本にまつわるあれこれをしている3人組、アラマホシ書房と一緒に、出版について多角的に向き合うことができた一冊です。
◼︎仕様
A4、114ページ
◼︎目次
Book1
studioTRUE「ヒューマライジンの出版活動を振り返る」
これまで5年をかけて出版してきた5冊の自費出版誌「HUMARIZINE」と、1年取り組んできた印刷産業のリサーチ「月刊ヒューマライジン」を振り返ることを通じて、「出版」を考える。
Book2
林大地「ルネの山下さんインタビュー」
京都大学生協書籍部「ルネ」の書店員・山下さんへの計3回のインタビューを通じて「出版」にまつわる課題を考える。「出版社-取次-書店」の三層構造が抱える問題とは何なのか。
Book3
アラマホシ書房「出版日記」
何者でもない3人が、出版についての日記を、出版するまでの日記です。
本誌の制作過程を知るための副音声としてもお楽しみいただけます。
BOOK4
studioTRUE × 林大地 ×アラマホシ書房「鼎談:出版という希望」
「HUMARIZINE No.05 出版」に参加した3組、計6人による鼎談。それぞれの小冊子について相互に議論し、「出版」とはなんだったのか話し合う。
◼︎その他
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