集まって暮らすこと、作物を育てること、家畜を飼い共に生活をすること。そのどれもがひとそろいになった過去があって、現在の暮らしにつながっている。日々の労働に追われることでようやく食べていける、けっして豊かとは言えない暮らしが、これまでの歴史でも当たり前のことだったのだ。そう教わってきた気がする。こうした労働には、必ず穀物がついてまわる。土に触れる労働から遠く離れたような今でも、米や小麦、それらの加工品が、食べること生きることと強く関係している。わたしたちは、いつから飼いならされたのだろうか。
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